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ランナーにおすすめの本を紹介したいと思います。
何度かブログの中で紹介したジャック・ダニエルズ著の「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」です。
この著者や内容についてはこちらにもあります。
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この本のおすすめポイントは、自分のランニングレベルを知ることができるということ。
そして、そのレベルの数値からどのような強度のトレーニングをすればいいのか?ということが詳しく知ることができるということです。
さらなるレベルアップを目指すランナーには是非読んでほしい本です。
自分のレベルがわかるVDOT
VDOTとはジャック・ダニエルが作ったVO2max値のようなものです。
例えば、5000mを19分57秒で走ることができれば、VDOTは50となるとあります。
VDOTがわかれば他の種目での予測タイムがわかる
例えばVDOTが50であれば、10kmのタイムは41分21秒、ハーフマラソンは1時間31分35秒、マラソンは3時間10分49秒のタイムとなっています。
VDOTによって自分に最適な強度のトレーニングがわかる
ランニングではいろいろな種類のトレーニング方法がありますよね。
ジョギングや閾値ランニング (LT走)、インターバルなどですね。
例えば、VDOTが50の場合、
jogなどのイージーランニング は4:56〜5:34/kmペース
インターバル走1000mは3分55秒
LT走は4:15/kmペース
とあります。
このダニエルズのランニング・フォーミュラではかなり詳しいトレーニング方法や強度、そして、それぞれの種目ごとに具体的なトレーニング内容が書かれています。
例えば、10kmを専門種目としている人であれば、18週間分の毎日のトレーニング内容が書かれています。
ランニング が速くなりたいならかなりおすすめの本
今まで、いろいろなランニング の本を見てきましたが、ここまで具体的に毎週、毎日のトレーニング内容を書いてくれている本は他には見たことがありません。
もっとランニング を楽しみたい人やもっと速くなりたい人はぜひ読んでみる価値のある本のだと思います。
僕は東京に行ったときに本屋でこの本を見つけ即購入しました。
ただ、この本に書かれているトレーニング内容はかなり質が高いものとなっているので、完璧にやろうとするのは、ちょっと危ないかもしれません。
僕の場合、本に書かれている通りにランニングトレーニングを実践していたら、ふくらはぎを痛めてしまいました。
(他にも自転車と水泳のトレーニングをしていたためオーバートレーニングでした)
でも、結果的には正しいトレーニング方法や強度を知ることができて、ますますランニング のトレーニングが楽しくなりました。
難しい内容も多い本ですが、ダニエルズのランニング・フォーミュラ、おすすめします。