体のこと

肩こりを治す方法を5ステップにまとめた本を紹介

こんにちは。今日は肩こりについてお話していきます。患者さんからよく「肩こりはどうやったら治りますか?」と質問されます。肩こりを完全に治すとなると、問題や原因がいろいろあって、わかりやすく説明するのがとても難しいです。肩こりがどうやったら治るのかをわかりやすく解説してくれている本がありまして、「田園調布の駆け込み寺」と呼ばれている「むとう鍼灸う接骨院」の武藤雅英先生が書かれた「首の痛みと肩こりは自分で治せる」という本です。大田区文化の森図書館で見つけたので借りて読みました。この本では肩こりは5つのストレッチやエクササイズで自分で治すことができると書かれています。そのやり方は、①肩の位置を戻す「大胸筋ストレッチ」②肩を正しい位置にキープするための「背中のエクササイズ」③肩の柔軟性を上げる「脇の下ストレッチ」④肩や首の動きをスムーズにする「背中の下のエクササイズ」⑤頭を正しい位置に戻す「顎引きエクササイズ」、これらを順番に1週間ごとに増やしていく、というものです。最初の1週間は「大胸筋ストレッチ」を行い、次の2週間目は「大胸筋ストレッチ」と「背中のエクササイズ」2つを行います。この5つのストレッチやエクササイズは順番がとても大事だとこの本では説明されています。そもそもなぜ肩こりになってしまうのか、この本では「ストレートネック」や「猫背」による姿勢の悪さが原因としています。姿勢が悪くなると、重い頭や腕を支えるために筋肉に負担がかかり続けることになります。頭の重さは体重の約10%、腕の重さは片方だけでも体重の8%。つまり体重50kgの人だと頭の重さは5kgぐらいになります。さらにお辞儀をしたりスマホを見たりと、頭の位置が前に来ると20kgの重さが首にかかるそうです。このように姿勢の悪さで頭や腕の重みが肩の筋肉にかかり続けると、筋肉が緊張し、血管が常に圧迫された状態になり、痛みを感じる物質がそこに溜まってしまい、肩こりが酷くなってしまいます。また肩こりはマッサージで治るのか、ということについては、この本では「マッサージだけでは治らない」と言っています。理由は、マッサージをすると筋肉が緩むため、悪い姿勢だと頭や腕を支えることが出来なくなってしまうからです。そうすると肩の筋肉はさらに緊張を強めてしまいます。そうなるともっと強いマッサージをしないと筋肉が緩まなくなってしまい、強いマッサージをしないとスッキリしない、と言った悪循環となってしまいます。ですので、肩の筋肉を緩めるマッサージだけでなく、肩や首の位置を正しい所に戻すためのストレッチやエクササイズも一緒にやっていく必要があります。最初にも書きましたが、どのようなエクササイズやストレッチをやるかというと、①「大胸筋ストレッチ」②「背中のエクササイズ」③「脇の下のストレッチ」④「背中の下のエクササイズ」⑤「顎引きエクササイズ」。ただこれらのストレッチやエクササイズは、ストレッチは簡単にできますが、エクササイズは姿勢が悪い状態で凝り固まっている人にとってはなかなか難しいかもしれません。肩甲骨の間の筋肉がギューッとしっかり動いてるかを人に見てもらいながらやってみるといいと思います。「肩こりはどうやったら治るの?」という疑問に対してとてもわかりやすく解説されいる本で、自分の患者さんにも話してみたいと思う内容でしたので、ブログでも書いてみました。肩こりを自分で治したい!と考えている方はぜひ「首の痛みと肩こりは自分で治せる」を読んでみて下さい。