少し前にAmazonの電子書籍Kindleで写真集を出版しました。
タイトルにあるように、宮古島で引き取った保護犬の写真集です。
このKindle写真集を出版した経緯を記録として残しておくために、このnoteを書いています。
保護犬の問題について伝えたいのか、Kindle写真集に興味をもってもらいたいのか、よくわからない文章になりそうですが、ご了承下さい。
2017年4月、Facebookのある投稿から話は始まります。
ある日、宮古島の保健所に野良犬がたくさん捕まっている、という投稿が流れてきました。しかも仔犬が何匹もいるとの事。
宮古島で保護犬のボランティア活動する団体からの投稿でした。
その団体のFacebookページをフォローしてから、毎日のように保護犬の情報が発信されてきます。
宮古島保健所内に何匹も犬が捕まっており、もうすでに保護しきれない状況との事。そして、保護期間が過ぎれば、沖縄本島へ移送される事。
そして、さらにそこでも引き取り手がいなければ、殺処分になること。
懸命にこの状況をなんとかしようとする投稿を何度も目にしました。
自分達も何か出来ることがあるのではないか。そんな思いがあり、保健所へ保護された犬を見に行きました。
そこには、捕まえられた野良犬が檻の中に15匹以上いたと思います。仔犬も4匹ぐらいいました。
人が近づくと、仔犬はピョンピョン飛び跳ねて嬉しそうでした。
帰宅後家族で話し合い。
そして、後日保健所から1匹の仔犬を引き取りました。
それから、仔犬との慌ただしく奮闘する毎日が始まります。
2016年頃、宮古島ではたくさんの野良犬が捕獲された後、沖縄本島へ移送されていました。
その後、殺処分になる犬は100匹を超えていました。
その数は人口が200倍以上である東京都の殺処分数と同じぐらいでした。
2017年以降、宮古島の保護犬ボランティア団体の活動により、殺処分は減少。現在は0匹に近くなっているようです。
おかげ様で、一緒に捕まっていた兄弟犬たちは、無事引き取り手が見つかっていたようです。
初めての犬がいる生活。ご飯やトイレ、散歩、などなど、とても大変でした。トイレは本当に大変でした。
そんな保護犬との生活の中で、宮古島中のビーチや公園を散歩しました。本当に綺麗なビーチがたくさんあります。
その時に撮り溜めた写真を、Kindleで写真集として出版しました。
その写真集がこちら
写真集という本の性質上、多くの人に見つけてもらうことは難しいですが、少しでも宮古島の保護犬の現状に関心を持ってもらえれば、と思っています。